老後のためにやるべきこと

昨今の退職金事情

老後の生活を考えると、一般的には月額25〜35万円くらいが必要と言われていますが、
自分たちに年金を「ねんきん特急便」(あれ、ちがったかな?)とかをみてみると全然難しい。

となるとカギとなるのは退職金。いまや退職金のない企業も出てきている昨今、
夫の勤め先がまだその制度を維持してくれていることはありがたいですが、
これからの方向性はどうなっていくのか、気になるところです。

ネットに出ている資料を見ると、退職金制度がない中小企業は約2割。

もっとあるような気もするけどね。

ある中でも退職金年金まである福利厚生が充実している企業はやっぱり2割。

日本の中小企業においては最近まで企業が退職金を生命保険会社や信託銀行など
社外金融機関を利用して積み立てる(ちなみに掛金は税制上の優遇措置が受けられる)
「適格退職年金」が多く浸透していたようですが、かつての慣例にちかい5.5%に
金利固定されていたこともあり、2012年3月までに廃止されたそうです。

そのうちの4割が中小企業退職金共済制度に2割程度が確定拠出年金に
シフトしたと言われています。

残りの3割くらいはもう、なくなっちゃったってことなんでしょうかね。

前者は、独力では退職金制度を設けることが難しい中小企業について、
相互共済を国が主導して退職金制度を支えようとする制度で、
確定拠出年金については制度開始10年を超えて現在の退職金制度の要と
なろうとしているものです。

確定給付企業年金は厚生年金基金とは違って、「独自の企業年金部分」のみで
管理運営されます。

設立の方法も、「1社単体」「グループ企業」というように独立性が高いのが特徴です。

大企業から中小企業まで、期間や金額等、制度内容まで、それぞれかなり
運用方法が異なるみたいです。難しいですね。

具体的に言えば 現在大企業も中小企業も利用されていて年金額も
月額5〜6万円という調査もあるみたいですし、給付期間も終身年金である
場合もあれば、有期年金として5年〜15年という期間限定という制度も
結構あるらしいんですよね。

こうした制度の条件については、導入時に一応説明があるらしいのですが、
極端な場合「給付未確定」というモノもあるようですので、
(キャッシュバランスプラン)ないよりはいいのでしょうが、将来設計という
観点ではおそらく破綻しないための工夫ではあるのでしょうが、不安定感がありますね。

また、確定拠出年金は運用結果によって退職金が左右されるので、
ある部分で何となく企業や運用会社が責任回避している感じがあります。

そういう意味だと、一時金でもやはり昔ながらの退職金制度などは頼りになるかなあ、
なんて思いますね。

もちろん、専門家の人による運用がベースとなっているのでしょうが・・・
でも導入する確定拠出年金の運営会社によって、「勝ち組」「負け組み」が
これからすごい出てきて話題になりそうな気もしますね。

そもそも退職金制度は絶対的な制度ではない部分ではありますので、
企業側としては払いたくないのはホンネでしょうね。

でも「もらう側の自分」としてはなくしたくない・・・みたいな?(笑)。

とはいえ今の契約社員や派遣会社などの社員という年功序列や終身雇用が
崩れてしまった今、これから働いていく上で「退職金制度のあるなし」が
どれほどの価値をもたらすか。

ない場合にどのようには自分たちの老後を守っていくか、という議論がないまま、
今の40代以降が退職年齢となった場合、本当に国として「仕事ができないけど
収入がない」大量の国民、もしかしたら年金や健康保険などの制度においても
十分に支払いできない人たちがたくさん輩出されることに対応しきれなくなるの
ではないかな
という危惧を覚えます。

自分で自己防衛できる部分はとにかくしっかり押さえていかないと、
本当にこの国の制度は破綻をしそうな危うさ(そして政府はその時々で
都合のいいことばかりをしようとするからどんどん借金を重ねていくということも
ずーっとやってきていますしね)を本当に感じます。大丈夫かな。

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