老後のためにやるべきこと

年金制度について考えてみた

自分たちの老後について考える上で一番の問題は、
やはり収入の要である年金となるでしょう。

夫が退職した後、月々の収入は年金だけになるわけですが、
既に私たちの世代が定年を迎える頃には年金なんか殆どもらえない・・・と言われています。

実際毎年誕生月にやってくる「ねんきん定期便」などの資産をみると第三号の期間が
ある私などは本当にすずめの涙。
夫婦二人合わせても月々20万円に程遠い感じです。

これだけではとても生活できないと言う感じです。

政治に疎い私でも「消えた年金問題」「公的年金は破綻している」などの
言葉には敏感になりますし、将来についての不安は広がるばかりです。

健康な時であればできるだけ働いたり収入の道を考えることもできますが、
本当に身体がきかなくなったり病気になったり、ましてやどちらかがいなくなれば
その分年金額が減ると言うのはすなわちたちどころに生活に困るのではないか
という不安いっぱいの制度なのです。

まず、日本における年金制度というのが本当に分かりづらいように思います。
老後のためにやるべきこと

「国民年金」と「厚生年金」があってサラリーマンなどは両方を給料から自動的に引かれる仕組みになっている一方で農業や自営業など給与所得者でない人たちのほとんどは国民年金だけを払っているわけで、実際に年金をもらえる年令になった時に厚生年金に代わる何らかの手立てを講じていなければ、純粋に少ない年金で生きていかなければならないわけです。

もちろんそれまでの収入に対する税制上の優遇や、仮に農家などであれば
住居費や食費などは都会住む人たちに比べたら格段に安くあがるなど、
決してサラリーマンの人たちだけに有利な制度ではないにしても老後の
ライフラインに差があるという制度はそもそもどうなのかなあ、と素人考えですが
思ってしまいます。

一応公的な個人年金として「国民年金基金」というモノがあるようですが、
なんとも分かりにくいですよね(ネーミングとかも)。

国民年金基金

そもそも任意加入ですから その日の売り上げに変動が激しい個人商店などは
どうしてもそうした「プラスアルファ」の部分には入る余裕がなく
(つまり「これから」の心配より「今が大事」という本来最も将来が心配な層こそが
入れないと言うことのようです。

その他にも企業などによっては様々な退職年金や財形年金等々個別の制度が
大きい会社ほど整っているようです。

そして構造的なところでいけば「少子高齢化」の問題もあります。

今は「働いている人」の4人で1人の高齢者の年金を支えていると言われていますが、
厚生労働省の発表では2025年には2人で1人の高齢者を支えると言うことです。

つまりあと、11年。私たちはまだ働いていますが、このペースだと私たちの
子どもたちは1人で1人の高齢者をカバーすることになるのかと思うとぞっとしません。

たった11年。でも周囲を見渡しても独身が多いし、実際私たち二人に対して子どもは一人。
少子高齢化の波はもうすぐそこまで来ているのです。

待機児童対策ももちろん大切だけれど、間に合うのかなという感じに思います。
しかもそんなに支えた世代はその老後を支えてくれる人たちがどれだけいるのでしょうか?

年金制度という仕組み自体は悪くない制度だと思いますし、
私達もできればその恩恵にあずかりたいですね。

でも今の日本の年金制度は例えば払った人はその分を自分の分として
プールできているわけではなく、払った年金は今の高齢者の方に流れていく仕組みです。

厚生労働省の高齢者についての情報

以前はそれでもそれなりの金利があったので運用して利益を上げることで
バランスが取れていたようですが、長らく続く低金利時代でこれ自体が
見直しを求められているようです。

基本は賛成。

でも少なくとも払った分の8割くらいは確実に戻せるような形じゃないと
不公平になってしまうんじゃないかしら。

実際そうしている国などもあるみたいですし、もっとこれからいろいろ議論をして
私たちの生活を守って欲しいなーと思うのです。

その一方で年金という現金以外の制度面もやはりここ10年くらいしっかり
作り上げていって欲しいなと感じています。

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